アトリエドワーフの生き物ブログ

生き物好きの生き物に関するブログです。

生き物散歩 ぐんま昆虫の森 その2 昆虫ふれあい温室とその他

ワークショップフロアから階段を下り、昆虫ふれあい温室の前へやってきました。

 

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昆虫ふれあい温室の手前には、サキシマキノボリトカゲヤエヤマツダナナフシが展示されています。

 

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ヤエヤマツダナナフシは、身近で見られるナナフシモドキ二ホントビナナフシと比べると、太くて大きくて、ちょっとしたモンスターです。体も深緑とオレンジっぽい色で、ちょっと派手な印象です。

 

昆虫ふれあい温室では、昆虫だけでなく、オオタニワタリなどの南の方で見られる植物も見ることができます。

 

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温室内では、蝶(チョウ)をメインに数種類の生き物を見ることができるようです。

 

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期待しながら昆虫ふれあい温室の中へ。

 

入ってすぐのところで、嬉しいお出迎えが。

 

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身近で見ることができる緑や茶色の飛蝗(バッタ)とは明らかに異なる体色を持つイリオモテモリバッタの登場です。

 

毒などは持っていないと思いますが、警告色の黄色と黒をメインとして、肢は全体的に青っぽく、後肢には赤い部分もあり、とても派手ですね。

 

以前、別の施設で見たときはケース越しであまりよく見えず、キレイな写真を撮るのは難しかったのですが、なんとここでは放し飼い状態です。

 

出だしから嬉しい出会いがあり、期待を高めながら先へ進みます。

 

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曲がってすぐのところに橋が現れました。

 

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橋の左手には小さな滝があり、橋の下が渓流になっています。

 

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徐々に蝶(チョウ)が増えてきます。

 

まずはシロオビアゲハ

 

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続いてユニークな目玉模様を持つタテハモドキ

 

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本ブログで「Tree Nymph」でお馴染みのオオゴマダラ

 

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藍色が美しいツマムラサキマダラ

 

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温室内の道に沿って進むと、ここで擬態の名手の登場です。

本ブログでも何度か登場しているコノハチョウです。

 

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相変わらず見事な擬態っぷりです。

一枚だけ枯れ葉なのでよく見ればわかりますが、やはり気づかず通りすぎてしまう人が多いようです。

 

 

こちらではお腹をグッと曲げて葉っぱ裏に卵を産み付けようとしています。

 

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ステンドグラスのような模様の翅を持つイシガケチョウも姿を現してくれました。

 

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ちょっと翅を開いた状態のコノハチョウも発見!

先ほどの枯れ葉に擬態している姿からは想像もできないくらいのギャップがありますね。

 

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地面で翅を広げているのはカバタテハ

 

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水気があるわけでもなさそうなのに、なぜそこに?という疑問がわきますが、2~3匹(頭)が地面にとまっていました。

 

 

ここで、蝶(チョウ)以外の生き物の登場です。

 

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ナナフシの仲間の幼体と思われます。まだ小さいですね。

温室の入口にある一覧では、アマミナナフシがいるとありましたが、その幼体でしょうか。

 

 

続いて、再びイリオモテモリバッタ

 

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ちょっと濡れた枯れ葉のようにも見えるコノハチョウ

 

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ナナフシの仲間は単為生殖ができるものが多いようですが、ナナフシの仲間の交尾中と思われる場面にも遭遇しました。

これもアマミナナフシなのでしょうか。オスとメスでかなり大きさが違いますね。

 

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昆虫ふれあい温室はこんな感じでした。

関東の施設にある温室で見ることができる蝶(チョウ)は、沖縄などの南の方で見ることができるものを中心として、だいたい同じような種類ですね。

個人的にはイリオモテモリバッタを間近で見ることができたのが嬉しかったです。

 

昆虫ふれあい温室を出たすぐのところにも生き物の展示があり、

ヤエヤマアオガエル

サキシマヒラタクワガタ

アマミナナフシ

が展示されていました。

 

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そのすぐ横にはヤエヤマイシガメの展示があり、その先では企画展「カメムシすごいぜ!」が開催されていました。

 

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カメムシに関する様々な展示があります。顕微鏡で細部を観察することもできるようになっていました。

 

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カメムシが放つ臭いを体験できるコーナーも。

 

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展示を見ていると、一種類の虫を掘り下げるだけで、こんなにもいろいろな情報があるのだなぁと感心させられます。 

 

カメムシすごいぜ!ということがわかったところで、野外へ。

野外への出口付近に貸出カウンターがあり、虫取りあみなどを借りることができるようです。子供連れの方は、フィールドにくりだす前に、昆虫観察館本館に寄った方がよいかもしれません。

 

本館を出ると、すぐ隣に別館がありました。

 

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中は図書館のようになっています。ミュージアムショップや軽食コーナー(休憩スペース)もありました。

 

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別館を出ると、またすぐ近くに「食草・育成温室」なるものがありました。

 

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スタッフさんの作業の状況によるようですが、決められた時間帯にスタッフの方が在室していれば、チョウ飼育室の中を見学することができるようです。

 

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フィールドへ出ると、外はすっかり曇り空になっていました。

こちらは「とんぼ池」。

 

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それほど蜻蛉(トンボ)がたくさんいるという感じではありませんでしたが、イトトンボを発見。

 

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「とんぼ池」の近くに、アカボシゴマダラがいました。

 

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この後は、雨が降ってきそうな雰囲気でもあったので、足早に見て回ります。

 

こちらは「バッタの原っぱ」。この先には「ホタル沢」があります。

 

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周辺で観察できる生き物が紹介されています。 

 

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「かやぶき民家」まで歩いて、折り返しました。

 

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帰りがけにまだ見ていなかったもう一つの樹液スポットへ寄りましたが、辺りがかなり暗くなっていたので、写真は撮りませんでした。

カブトムシはそれなりにいたので、じっくり見るなら晴れの日か午後の早めの時間帯がよさそうです。

 

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時間や天気のせいもあり、フィールドの魅力を十分に味わうことができなかった点は残念でしたが、昆虫観察館の内容はとても充実していて来た甲斐はありました。

樹液スポット目当てで訪れるなら7月が良さそうです。


基本的に駐車場に客待ちのタクシーがとまっていたりはしないようなので、帰りにタクシーの利用を考えている場合は、あらかじめ手配しておいた方がよさそうです。

 

以上、生き物散歩 ぐんま昆虫の森 レポートでした。